社長のヒロシです

３－１のヒロシです。

　さをり織りの創始者・城みさを。その三男・城研三。そして私はその長男なので、３－１。2020年に伯父・英二から株式会社ＳＡＯＲＩを引き継ぎ、2023年には父から堺精機産業株式会社を引き継いで、ＡＬＬ ＳＡＯＲＩを牽引しています。
　幼い頃から、祖母をはじめとする親族がみな、ＳＡＯＲＩ事業に邁進する姿を見て育ち、いつかは自分もそこに加わるという自覚がありました。ＳＡＯＲＩ以外の社会経験を積んだのち、まずは伯父のところで教室運営を学び、その後、父の元で商品開発やさをり織りの体系化を担当し、年齢と経験を重ねるうちに、ＳＡＯＲＩを家業としてだけでなく、天命として捉えるようになりました。

私には責任があります。

　いざ、社長という重責を担うようになると、自分の力不足を痛感し、口惜しさと情けなさをこれでもかと味わう日々です。　
　ですが、ＳＡＯＲＩに関わってくださるお客様、スタッフ、すべての方々が、ＳＡＯＲＩを未来永劫楽しみ、人生を切り拓いていく術とするためには、私が弱気になってはいられません。
　私に課された、ＳＡＯＲＩを未来へ繋ぐ責任。それも、日本だけでなく、世界の、地球の未来へ。それを全うすべく精進あるのみです。

さをり織りを超えたＳＡＯＲＩを目指します。

　そんな、いつもいつもＳＡＯＲＩのことを考えている私ですが、実は読書中毒で、ジャンルを問わず年間500冊近く読んでいます。
　しかも、手織りに関する蔵書はおそらく日本一！ＳＡＯＲＩしか知らない、ではなく敢えてＳＡＯＲＩを選んだ漢（オトコ）ですから♪
　手織りの既成概念を超えたさをり織り、それが今は、さをり織りの既成概念を超えたＳＡＯＲＩを目指しています。
　まだまだ未熟者の私ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。