さをり織りとは②
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57歳の時にはじめた、さをり織り
SAORI創始者・城みさをは、57歳の時に、さをり織りを創始して以来、さをり織りの普及活動に努めてきました。
全国の様々な団体や教育機関に呼ばれ、90歳を過ぎても日本各地を飛び回り、講演活動を行いましたが、2018年1月に104歳で他界しました。
しかし、さをり織りがもたらす可能性とその活動や精神は、みさをの息子や孫の世代にも受け継がれています。
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「世界一カンタンな手織り」
さをり織りは、誰でも簡単に織れることから、知的な障害を持つ人にも広く受け入れられてきました。
単なる織物としてではなく、織物を通じてより豊かな人生を提案し、社会生活が困難な人たちの自立支援にまで広がっています。
福祉施設で使用する障害者の方の声を次々と取り入れながら、バリアフリー対応の手織機部品を開発・改良して、結果として、あらゆる人ができる「世界一カンタンな手織り」になりました。
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「たかが手織り、されど手織り」
海外での講演や講習会も精力的に開催しています。
海外では、カーペットやタペストリーなどの伝統を重んじた織りや、多綜絖で均一均質な織りが根強い人気ですが、ここにきてようやく、さをり織りの革命的考えに注目が集まるようになりました。
私たちは、「たかが手織り、されど手織り」で人生が変わると信じています。