SAORI 1.0 　独力で手織りを始める、さをりと命名

SAORI 1.0

独力で手織りを始める、さをりと命名

城みさをが、自分の母親のために手織機を自作し、手織りを始め、自作のショールを販売する際に、ブランドとして「さをり織り」と命名したのが、1969年、SAORIの始まりです。母親のために始めた手織りでしたが、欲しい布が自分で作れるという喜びから、素人ながらも独学で、織りの世界を楽しんでいました。

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SAORI 2.0 　ただの布ではない、機械とは違う織り

SAORI 2.0

ただの布ではない、機械とは違う織り

キズをデザインと捉えるあまのじゃく的発想で、大量生産の既製品と一線を画すことをポリシーとしました。なおかつ、伝統工芸的で職人技的な従来の手織りが目指す方向とは逆の、独自の手織り観を深めました。そして、SAORI哲学の基礎となる、「機械と人間の違いを考えよう」を始めとする、SAORI4つのスローガンを制定しました。

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SAORI 3.0 　手織機の製造・販売、人に教える

SAORI 3.0

手織機の製造・販売、人に教える

そんなに簡単にできるなら、私もやりたい！と周りの人に懇願されて、手織機を製造・販売するようになりました。やがて、手織適塾SAORIを開設し、組織的にSAORIの普及活動に力を注ぎました。百貨店での講習会開催等により、当時一般的だった専業主婦の新しい趣味として、爆発的人気を博しました。

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SAORI 4.0 　障害がある人たちとの出逢い

SAORI 4.0

障害がある人たちとの出逢い

1980年頃、無邪気に織ることが自然にできる、知的に障害がある人々との出逢いがありました。実は、彼らの方が一般人よりもその感性表現において優れているという洞察と、さをり織りが彼らの生きがいになり、有益であるという発見から、障害者への普及に本格的に取り組みました。

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SAORI 5.0 　自分を織る、アートとして

SAORI 5.0

自分を織る、アートとして

養護学校等で引っ張りだこになり、活動を続ける中で「感力」に目覚め、SAORIは自己表現・アートであるとの確信を持ち、海外の障害関係者の間でもさをり織りが高く評価され、世界各地でワークショップを行い、50か国以上に広がりました。

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SAORI 6.0 　手織技術の再構築

SAORI 6.0

手織技術の再構築

「教えないで引き出す」のモットーを踏まえながら、布を織るために必要最低限のさをり織りの技術を再構築・カリキュラム化した手織技術検定を発足させました。テキスト等のソフトの整備・確立に力を注ぎました。

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SAORI 7.0 　伝道師の育成

SAORI 7.0

伝道師の育成

城みさをが亡くなり、SAORI50周年を超え、「1000人の城みさをを作る」を合言葉にした伝道師の育成を手織適塾の最重要ミッションと位置付け「適塾」の見直しを図りました。

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