2025年10月2日(木):今日のさをりさん

今日のつぶやき
本日10月2日のラッキカラーは『枯茶(からちゃ)』です。
渋みのある暗い茶色で、落ち葉や土を思わせる落ち着いた色です。室町時代から江戸時代にかけて茶人や武士に好まれ、華やかではないけれど品のある色として定着しました。
一方で混同されやすいのが『唐茶(からちゃ)』。こちらは「唐物=舶来のもの」に由来し、やや赤みを帯びた茶色を指します。つまり『枯茶』は自然の枯れた風合いを表す日本的な茶色、『唐茶』は異国趣味を反映した茶色、と出自が異なるのです。どちらも侘びや渋みを感じさせますが、名前の背景を知ると印象が変わりますね。
今日は『枯茶』のような、しっとりと落ち着いた今の季節を全身で感じてみませんか。

今日の城みさをの言葉
「感育」も辞書にない
また「知育・体育・徳育」というのはあるが、「感育」がない。もし、今という世の中に「感力」を育む「感育」という言葉がないとすれば、その必要性を声を大にして叫ばねば。現代社会の混沌の源の一つは、もしかしたらこんなところにあったのではなかろうか。

今日のさをりさん
大阪の体験さん。
はじめてのさをり織り。一見シンプルに見えるのですが、実は黒を基調に、つぎつぎとたくさんのお気に入りの糸を使って織り進められました。大胆に突如白に切り替わっているもの素敵です!
この日は塾生さんが多かったのですが、「わたしも気分は塾生です」と、すっかり馴染んでリラックスされていました。