2025年11月28日(金):今日のさをりさん

今日のつぶやき

 本日11月28日のラッキカラーは『紅藤色(べにふじいろ)』です。
 藤色にわずかな赤みを添えた、やさしい桃紫のような色を指します。ほのかな温かみを帯びたこの紫は、古典の世界でも静かに存在感を放ってきました。
 平安時代、宮中では『藤の色』は高貴さの象徴とされ、とくに春の行事では藤の花をモチーフにした装束が好まれました。その中で、紅を少しだけ加えた『紅藤色』は、華やぎを添えた藤として若い女房たちに人気があったと記録に残っています。清少納言も『枕草子』で、藤色に紅を重ねる装いの美しさをほのめかすような一節を記しており、この色が当時の感性にしっくりと寄り添っていたことがうかがえます。
 時代を超えて、『紅藤色』はやわらかな品格を宿した色として愛され続けています。
 今日は『紅藤色』のように、静かな温もりを感じるひとときをお過ごしください。

今日の城みさをの言葉

どう言われようがやる!
 人生というのは「人からどう言われようがやる!」という意気込みで、自分を一所懸命磨き上げるという形で生きないと、生きた甲斐がない。人の様子を見ながら、人が褒めるからやるとか、人に悪口を言われそうだから止めるという生き方はつまらない。自分の人生がなくなってしまう。

今日のさをりさん

 千駄ヶ谷の塾生さん。
 SAORIサークルで、『やどかり帽子』と『スヌード』を仕立てられました。すっきりとした白ベースのタテ糸に、社長特選糸(適塾内でだけ織ることができるとびきり特別な糸)をアクセントで使って織られた布です。
 布も笑顔も眩しいほどに輝いています!

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